苦しみの根本原因

苦しみの根底には、無知があります。
私の言う「無知」とは、自分の真の姿をないがしろにし、代わりに、ある問題、ある苦しみと自分を同一視するということです。
限界のないあなたの真の姿を無視し、永遠不滅の神性の存在を無視し、存在そのものをないがしろにすることが、終わりのない苦しみの根本原因です。
終わりのない苦しみは、あなたが、幸福、真実、自由などと考えるものを、あなたという存在とは別のもの、として捉えることから生まれます。
私の言う「苦しみ」とは、心優しい人が世界に溢れる苦悩を目にして感じる苦痛のことではありません。
苦悩を理解するとき人は苦しみを経験するのです。
それは生きるということの一面ですし、あって当然のことです。苦しみは人生において必要不可欠なものですらあるかもしれません。
「終わりのない苦しみ」と私が呼ぶものは、「不必要な」苦しみと言い換えることもできるもので、あなた自身の、あるいは世界のドラマチックな物語を何度も何度も繰り返し頭の中で思い出すことに夢中になっている状態のことです。

                           -----ガンガジ著「ポケットの中のダイヤモンド」-----

 

 

過去のイヤな出来事を思い出し、落ち込んだり、自分の存在を否定したり、今まで何度となくこのような抵抗を繰り返してきたように思います

自分が本当に欲しいものは何なのか?

このことを深く掘り下げて行くことで、自分という存在の真実の姿を見つける手がかりにしたいと感じました

                                                                             オーチマン