いい言葉シリーズ 第3弾

稲盛和夫氏 《京セラ・第二電電(現:KDDI)創業者》 が創業間もない頃から、一日一日を懸命に生きる中で学んだものを、折に触れまとめた『京セラフィロソフィ』という経営哲学書の中からご紹介させて頂きます

 

               【真の勇気を持つ】

 

仕事を正しく進めていくためには勇気が必要です

ふだん私たちは、周囲の人から嫌われまいとして、言うべきことをはっきり言わなかったり正しいことを正しく貫けなかったりしてしまいがちです

仕事を誤りなく進めていくためには、要所要所で正しい決断をしなければなりませんがその決断の場面では、勇気というものが必要となります

しかし、そこでいう勇気とは蛮勇、つまり乱暴に振る舞う人や怖いもの知らずの人のもっている勇気とは違います

真の勇気とは、自らの信念を貫きながらも、節度があり、怖さを知った人、つまりビビリをもった人が場数を踏むことによって身につけたものでなければなりません

                           京セラフィロソフィー 第二章(5)四十九

 

とご説明されています

大智鍛造所のキャラクター  わたくしオーチマンのプロフィールにも『強さ(勇気/行動力)と優しさを持ち合わせている』とあります

 きっと真の勇気の根本には、他人を思いやる気持ちがあるのではないでしょうか

逆に言うと、思いやりの気持ちから生まれた勇気以外は、本当の勇気ではないと言えるかもしれません

皆さんも今一度、「勇気とは」いったい何なのか?と考えてみてはいかかでしょうか?

各グループの休憩室に、本日ご紹介した「京セラフィロソフィ」が一冊ずつ置いてあります

何かヒントになるようなことが書いてあるかも・・・                          オーチマン