目の前の幸せ

「万化を楽しむ」                                    -----荘子-----

変化を楽しんでいるから、毎日生き生きしている
生活の形というのは、いろいろに変化して際限がない
そのいろいろな変化を楽しんで生きることが、道に生きるということだ
人の世の様子は、めまぐるしく、変わる
変わることをいちいち、不満におもっていたら、人生に、やすらぎと幸福はない
真人は、自然が変化しつづけるように、人の世も、常に変化することから逃れられないことを、よく、知っている
故に、真人は、その変化を楽しんでいるから、毎日、生き生きとしている
四季の変化を楽しむように、社会の変化に対しても、よく順応し、それぞれの変化を楽しんで生きていける人が道に生きている真人である        -----訳)境野勝悟-----

 

 

自分を含んだ世の中の一切のものは常に変化しているのだから、そのことをいちいち不満に思っていたら、いつまでたっても心が休まる時が来ないと言っているようです

今、すでに目の前にある幸せに感謝したいと思いました

                                                                                     オーチマン