恥をかいてもいい人生
恥をかかないために、という言葉が用意されている。
しかしこの生涯は恥をかかなければいいなどという生ぬるいものだろうか。
恥もかき、過失も犯し、遠まわりをし、考えられる限りのむだや愚行をして、はるばると到達することが生きるということなのである。
-----文春文庫「誰のために愛するか」-----
とても奥深い文章だと思いました
恥をかかないためにとる行動とは、目先の小さな利益だけを優先させる様なことだとも受け取れます
恥をかいてもいい人生を歩むには、正しい価値判断基準をもつことが大切だと感じました
オーチマン