目は口ほどにものを言う

私たちの周りでは、よく次のような光景が見られる。
待ち合わせに遅れてきた女が男にこういう。
「ごめん。怒ってる?」
男は「怒った」といいながら目が笑ってる。
こういう場合は、怒っていない。
逆に、「怒っていない」といいながら、目が怒っている場合がある。
こちらの場合は怒っている。
目は口よりも雄弁に語っている。
語るのは、目だけではない。
態度も同じだ。
頬杖をついている男がいる。
隣にいる女が「真面目に聞いているの?」と訊く。
男は「ああ聞いているよ」と答える。
実際は聞いていない。
心ここにあらずである。
こういう場面に遭遇すると、言葉はまったく当てにならない、と私たちは思う。

              -----竹内一郎著「人は見た目が9割」-----

 

 

本当によくある光景だと思います

また、重要なのは言葉ではなく、表情や態度だと思いました

特に自分の心が乱れているとき、このような態度を取ってしまいがちなので、気持ちや態度を大切にしたいと思いました

                                                                     オーチマン