OPMシリーズ 第1弾

今回は、OPM活動の一環である「5S活動」についてお話します

 現在、大智鍛造所では月に1回(第1水曜日)、全員で工場全体の清掃活動を行っています
1チーム3-5名で結成され、11チームで分担して清掃をし、毎回各チームのリーダーから問題点や改善すべき点が報告書として提出されています
その報告書の中に、掃除することの意義をもっとわかりやすくして欲しいとのものがありました
その為、前回から各グループ朝礼で「5S活動」実施前に、「掃除名人は仕事名人」を朗読することにしました
これは、毎朝朝礼で朗読している「職場の教養」(社団法人 倫理研究所発行)の中から抜粋したものを一部編集させて頂きました。
その中に、次のような文章があります

 

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 「捨てる」とは - スッキリ
過去の失敗にクヨクヨしたり、過去の栄光にしがみついたりしないと習慣づけることで、今という
瞬間を大切に生きる心が芽生えます

 「磨く」とは - サッパリ
そのものが持っている良さを引き出そうと習慣づけることで、相手の立場になって考える心が芽
生えます

 「整理整頓」とは - ハッキリ
今の自分の置かれている状況をハッキリさせようと習慣づけることで、物事を明確に捉える心が
芽生えます

 私たちは、常日頃「もっと生きがいを持って仕事がしたい」「仕事でミスを無くし、もっと成果を上
げたい」と考えています

 その成功の鍵は、「職場や作業環境をキレイにすることが、生きがいや仕事の成果に結びつく」
と信じて、あなた自身が行動することなのです

 

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  発芽

掃除から学ぶ、5Sで会社が変わるなど、普段からよく耳にしますが、具体的にどのように掃除をすれば良いかわからないし、本に載っているようなことが自社で展開できるのかという疑問が障害となり、なかなか掃除から何かを学んで会社を変えようなんて、そんな大それたことできないと思ってた人も多いのではないでしょうか?

でも、これを読むと決して大それたことなどではなく、自分自身がスッキリ・サッパリ・ハッキリさせようと習慣づけることで、生きがいの源となる心が芽生え会社全体が変わるんだと言ってるように感じます

整理・整頓を推進して、不要物の処分や置き場の表示の徹底を図ることにより、限りある工場スペースの有効活用と、部品や工具を探し回るムダを排除できる

また、1人ひとりの習慣を少し変えることで、それぞれの仕事に対してもっとやりがいが持て、より生きがいに満ちた人生を送ることができる

そんな5S活動を大智鍛造所は目指して、「工場のショールーム化」を推進していきたいと思います

 常に向上心を持つことを忘れずに「今のやり方がベストかどうか?」を問い続けましょう     オーチマン