思想学習シリーズ 第2弾

新年明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします 

 

早速ではありますが、昨年の思想学習シリーズ第一弾の続きのお話をしたいと思います

「他人の話に素直に耳を傾け、相手の立場になって理解しようと努力する」とはどういうことか?

また、なぜそんなことをする必要があるのか、といういうことを再度確認していきたいと思います

 

人間が、他人の話を聞く時には2パターンしかないと言われます

一つは、素直に聴く

もう一つは、自分の価値観で聞く
(聞いていないと言うことも考えられますが、今回は聞く時のパターンなので対象にはしていません)

前者は、冒頭にある「他人の話に素直に耳を傾け、相手の立場になって理解しようと努力する」を実践している状態です

後者は、その反対で自分の価値観、それも低い価値観で相手と接している為に、自我(他人と比べて良い悪いを判断する自分 他人によく見られたい自分)がジャマをしている状態です

 

自我は、自分の価値観に合わない意見は受け入れようともせず、それを拒むことで生き延びようとしています

 私たちは、今まで長年連れ添ってきた自分の価値観を変えたくはないと思ってしまいます
それは、自我がそうしているのです

自分はこの人より優れているので、この人の考えや意見は受け入れなくても良いと、自分の低い価値観から判断しているのです

 このような行動は、自分の価値観を高めるチャンスを逃しているのと同じだと考えなければいけません

なぜなら、今までの自分の人生では考え及ばなかった角度からの意見を聞き、深く学ぶことを自ら拒絶しているからです

 

 そのチャンスを掴むには、相手の意見が自分の考えに合わないと瞬間的に思っても一度受け入れることが大切です

 

 

また、その場では相手の意見を拒んでしまっても、後から自分の言動を振り返り、間違っていた部分を素直に謝り、訂正するという勇気を持つことも時には必要になってくるでしょう

 

人間とは出会いによって変えられるいきものであると言います
様々な人の意見を聞き、自己の無知に出会う大きな手がかりを感じ、今年も出会いを大切にする一年にしましょう!

                                                    

                           ---チャンスを活かし  出会いを糧とし 日夜たゆまず鍛え磨こう---

                                                         オーチマン