環境セミナーの開催
3月28日土曜日に、ココロジー研究所の立山裕二先生をお招きして、環境問題について勉強しました。
先生のセミナーの前に、自分たちが住んでいる星、地球に意識を向けてもらうために「地球交響曲」(ガイアシンホニー)の映画を観ました。
1992年の作品ですが、実を1万個以上つけるトマトの栽培を指導している野澤先生、酸素ボンベなしでエベレスト登頂をはたした登山家メスナー、宇宙飛行士のシュワイカートなど自然の力を借りて人間の可能性を超えたと思えることをなし遂げた人たちの記録映画です。
最初に上映された頃に観ましたが、改めて自然の神秘と調和を感じます。
好評だったので第二番も会社で鑑賞会をすることにしました。
立山先生からは、地球温暖化のお話や製造業としてできる環境貢献、身近にできる節約の方法を学びました。
立山裕二先生
鍛造業は大量のエネルキ゜ーを消費し、音も熱も出るので、環境に関しては劣等生かもわかりません。
17年前にガイアシンホニーを観た頃の私は 「大智鍛造所が環境問題に取り組んでいきます」とはとてもいい難い心境でした。
自己矛盾が起こってしまうようで・・・
現在も電気・ガスのエネルギーを大量に消費していることに変わりはありませんが、自動車という人の快適な生活を創り出す産業に貢献している一方で、地球環境に負荷を与えていると言う事実にも自覚をして、より省エネルギーで生産できないかを考えて行きたいと思います。
「エコアクション21」の認証を取得して、今後計画的に省エネルギー、廃棄物の低減、材料の節約に取り組んで行きます。
悩ましい「音」と「熱」についても、専門家のご意見を参考にして都市近郊に立地する鍛造業として、研究していきたいと思っています。