納得できる人生
自分のやりたいことをやらなかったこと
「自分の気持ちに嘘をつかない」
人の人生はあっという間である。
とは言っても、私が実際に終局の立場に立ったわけではないので、この慨嘆(がいたん)を完全に理解することはできないが、これは等しく皆が言い残した言葉である。
いわく、「人生はあっという間であった」と。
するとやはり、それまでにしたいことができていたか、その実現度に後悔の量は反比例するであろう。
もちろん人生の喜びは人それぞれであり、生涯忍従の生活を貫いた人もいれば、放埓(ほうらつ)な一生に終始した人もいるだろう。
そしてそれぞれに愉しみゆかしみがある。
人によっては、耐え忍ぶ人生のほうが、何でも思いのままになる人生より楽しかったというのだから、これは不思議だ。
----- 緩和医療医 大津秀一著 「死ぬときに後悔すること25」より-----
心の声に耳を傾け、自分を偽らずに納得できる人生を歩みたいと思いました
オーチマン