「やさしさ」って、どういうこと?

「本当のやさしさ」

小さな子供が「お母さん」と呼びかける
それは、お母さんから何か刺激をもらいたいからです
それでお母さんは子供に向けて、「一人でおトイレに行けたの?えらいね」とかほめてあげる
そうやって何か刺激を発信してあげるのです

仕事から帰ってきた旦那さんが、「ただいま」と言う
それを家族が「お帰りなさい」「おつかれさま」と迎える
そうやって命がつながっているのです

これは自然なことで、特別なことではありません
しかしこれが「本当のやさしさ」なのです
「やさしくいる」ということは、そんなに難しいことではないのです
自我を張らず、よけいなことを考えないで、自然の流れで生きていれば、その人はやさしいのです

          -----アルボムッレ・スマナサーラ著 「やさしい」ってどういうこと?より-----

 

 

私達の生活の中で、他人からもらえるやさしさが、いかに必要不可欠なものであるかということと、誰もがやさしい心を持っていることを改めて考えさせられました

また、“必要”を超えて“欲しい”という際限のない欲望に振り回されないように、学び続けようと思いました

オーチマン