幸福と快楽の感じ方

快楽の状態にあることを幸福と考えている人は、定義を変えた方がいいでしょう。
快楽はいくら求めても満たされることはありません。
もっともっと求めて、求めて、それでも足りず、足りないことに不満を感じていきます。
こころは満たされず、イライラがつのり、とても不幸せと感じるでことでしょう。
そして、他人のことを羨み、他人から奪い取ることを考えるものです。
決して、快楽の延長には幸福は存在しないのです。
幸福とは自分のこころが感じる“幸福感”のことです。
豊かな思考や人の悲しみや苦しみ、喜びを感じ取る感情があれば、自分の幸せと人々の幸せに境界線を持たない、澄んだこころを持つことができて、幸福感へと導いてくれます。
幸福感とは、自分のこころの中に存在するものであり、外的刺激を求める快楽とは根本的に違うことを理解しましょう。

              -----永田良一著「大切にしたい働くこころ」-----

 

 

今抱えている問題がなくなりさえしてくれれば幸せになれるのに、とよく考えてしまいます

人それぞれ、すでにある幸せに気づくことが、人それぞれの幸せなんだと思いました

                                                                               オーチマン

勤労感謝=仕事があること、ただ、それだけでも感謝すること