「好きなこと」が「大切なこと」

自分がしたいこと、めざしていること、あるいは欲しいもの、手に入れたいもの、これらが今の自分の仕事とどのように関連づけられるか、をはっきり言えますか?
自分が好きなこと、自分がめざしているもの、このためには、人間は必要なことであれば、ある程度感情を超越して、目標達成のために淡々と、ときには忍耐強く行うことができます。
不思議なことです。
オリンピック選手が過酷な練習を毎日欠かさず行うのは、本番のたった一瞬にかけているからです。
過酷な練習を好む人はいないでしょう。
4年間の厳しい練習のプロセスを乗り越えることで忍耐力が身につき、自信と度胸も備わって、技術スキルも十分に成長してきます。
自分がめざす目標が明確であるからこそ、日々の苦労に耐えることができるのです。
そして、勝ったときの涙、達成感を表す涙、負けた時の涙、悔し涙、彼らの涙の一つひとつには、これまでのこころ模様が濃縮されているように思えます。
彼らの涙は、私たちに感動を与えてくれます。
自分の仕事の成果に(達成したにせよ、未達成に終わったにせよ)、涙を流すくらい真剣に生きてみたいものです。

           -----永田良一著「大切にしたい働くこころ」-----

 

 

共に働く仲間のために役立つ自分になりたい、そのために自分の仕事を進めるときの心のあり方を考える

「人に良く見られたい」「人に嫌われたくない」ではなく、「どうすれば仲間のために役立つのか」を判断基準にしたいと思いました

                                                                          オーチマン