一週間後

先日、あるセミナーに参加したのですが、そこで考えさせられる体験をしたのでお伝えします。
講師が、「もし、あなたが一週間後に亡くなるとしたら、何をあなたはしますか?
やりたいと思ったことをノートに全て書いてください」と言われたので、
『子ども達とできるだけ一緒に過ごす』とか
『奥さんに感謝の言葉を伝える』
『社員に会社の将来を頼む』などとノートに書きました。
全員が書き終わったのを確認すると講師は、「今、書いたことを現在、行っていますか?行っていない人はどうして一週間で命が亡くなる場合にできて、時間が十分にある状況だとできないのでしょうか?」と言いました。
どうしてできないのだろうと考えているとさらに、「一週間後に100%生きていると言える人は世の中には一人もいません。今やらなければ、いつやるのでしょうか?」と言われてしまいました。
毎日、忙しく仕事に追われていると、どうしても子ども達と過ごす時間や家族に感謝の言葉を伝える時間、スタッフに夢を語る時間など、本当は大切な時間が削られていると気が付きました。
その時間は無理にでも今、取らなければ決して取ることのできない時間だと反省させられました。
あなたも一週間後に亡くなるとしたら、「今、何をするのか?」を考えて書き出してください。
そして、行っていないことがあったら、「なぜ、今できないのか?」を考えてください。
きっと大切なことに気付くと思いますよ。

              -----中山和義著「大切なことに気づく24の物語」-----

 

 

 

まさか自分が一週間後に死ぬなんて、縁起の悪い・・・

しかし、素直に一度考えてみると、人生において大切なことが今すべきことの優先順位の後の方に位置しています

人生が無限に続かないことは知っているし、大切な人たちに伝えなければならないこともいくつか思い浮かぶ、しかし少し照れくささがあることも事実です

一度大切な人と、「このような話を聞いたんだけど・・・」という切り口から話してみたいと思いました

                                     オーチマン