こころのこえ

どんなタイプの人でも、困難やトラブルにぶつかる。
そのとき聞こえてくる自分の心の声に、しっかり耳を傾けてほしいのである。
心の声といっても、もちろんことばが聞こえるわけではない。
あなたが直面している困難やトラブルこそ、じつは心の声なのだ。
「ここまで来られたのは、いままでの方法のおかげだ。 しかし、ここからさらに伸びていくには、従来の方法では、もうダメだ」
目の前にある困難やトラブルを通して、心の声はそう語りかけている。
たとえば、私の場合はフィリピンでの交通事故が、それだったと思う。
日本へ戻ってからの落ち込みも、おそらく従来の生き方を変えたほうがいいとアドバイスしてくれる、心の声だったのだ。
ここで、重要なことがふたつある。
・ 困難やトラブルは、その人がさらに伸びようとするときに起こることが多い
・ したがって、困難やトラブルは従来のやり方、生き方を変えよと伝えている
しかし、私がそうであったように、ほとんどの人はその声を聞こうとしない。
逆にいままでのやり方に固執し、いっそう強化してしまう。
そこで、このことをよく理解しておいて欲しい。
従来の方法が間違いだったわけではないのである。
いままでは、その方法がベストだった。
しかしさらに伸びるには、ちょっと方法を変えてみなさい、とトラブルは教えているのである。

-----栗原英彰著「ビジョナリーライフ10の法則」-----

 

 

 

私達は、困難やトラブルに直面すると、イヤなものであり避けて通りたいものだと考えます

時には、そのトラブルをさらに自分で意味づけをし、どんどん不幸なストーリの深みにはまってしまうことさえあります

今までのやり方を否定するのではなく、さらに成長するために少しやり方を変えてみることに挑戦したいと思いました

オーチマン