どうすれば他人を受容できるか

お互いの関係の質を高め、思考の質を高めるためには、その前提としてお互いの多様性を受容できないといけない。
私たちはどうしても正しいのは自分だという無意識の思い込みに支配されている。
そして、他人については自分の枠組みでジャッジしがちである。
ジャッジというのはよい悪いを判断することである。
ジャッジの姿勢を持っている限りは、ありのままの相手のよさを見出すこともできないし、自分の枠組みを固持するために自分自身を変えることもできなくなってしまう。
「モノ作りはまず人作りから」とはよく聞く言葉だが、人を扱うのがリーダーシップだとしたら、人々の気持ちを理解しないでリーダーが務まるわけがないのである。
どうしたら他人を受容できるようになるのだろうか。
それには、他人の人生や価値観の背景を理解する必要がある。
しかし、これは簡単なようで難しい。

       -----高間邦男著「学習する組織」-----

 

 

 

ジャッジする姿勢で臨めば、どんなにすばらしい小説や映画でも、感動することはないと思います

他人の発言や行動にもっと興味や関心をもつことが大切だと思いました

オーチマン