2012-01-01から1年間の記事一覧

一週間後

先日、あるセミナーに参加したのですが、そこで考えさせられる体験をしたのでお伝えします。 講師が、「もし、あなたが一週間後に亡くなるとしたら、何をあなたはしますか? やりたいと思ったことをノートに全て書いてください」と言われたので、 『子ども達…

目的と手段

軍争(ぐんそう)は利為(た)り。 軍争は危為り。 軍を挙げて利を争えば、即ち及ばず。 軍を委(す)てて利を争えば、即ち輜重(しちょう)捐(す)てられる。 軍は、輜重なければ即ち亡び、 食糧なければ即ち亡び、 委積(いし)なければ即ち亡ぶ。 <文意…

思い

人間は、過去の人生を振り返ってみて、「なぜこういう人生を歩いてきたのか」「なぜこういう結果になったのか」例えば会社経営でも、「なぜうまくいかなかったのか」と問いますが、すべてはその人の過去の考え方、思いから始まっているのです。 過去の考え方…

ほめられること

ほめられた人はそのほめことばにふさわしい人になる ノーベル賞を受賞した小柴昌俊さんは田中耕一さんの対談を「毎日新聞」で掲載したことがありました。 小柴さんは中学校一年のときに、本当に数字が好きだったそうです。 なぜかと言えば先生が大好きだった…

目は口ほどにものを言う

私たちの周りでは、よく次のような光景が見られる。 待ち合わせに遅れてきた女が男にこういう。 「ごめん。怒ってる?」 男は「怒った」といいながら目が笑ってる。 こういう場合は、怒っていない。 逆に、「怒っていない」といいながら、目が怒っている場合…

登山の約束事

エヴェレストをはじめとする高所登山者たち、あるいは、高所とまではいかなくても、山登りを趣味とする人々が、登山を通じて得る悟り・・・・・ そのひとつは、「人に期待するよりも、自分の力を信じよう」という教訓ではないだろうか。 自分の意思と能力を…

さて問題です。

百万円の中古車を割引して売ろうとしています。 1. 三割引 2. 三〇パーセント引 3. 三十万引 お客の心を一番動かすのは、一体どの表示でしょうか。 結局どれも同じ金額になるわけですが、ある大学の研究所で調べたところ、 3. 三十万引 と言われたら買いたい…

確信するまで悩むしかない

人生とは、自分がどうすべきなのか選択をせざるをえない瞬間の集積であり、それを乗り越えていくためには、何かを信じて答えを見つけなければなりません。 生身の人間ですから、どうしていいかわからなくて、たじろぐこともあるでしょう。 たとえば、誰かを…

ストレス撃退法

どんなに心を砕いても、人間関係につまずくことはあります。 上司と意見があわない。 同僚と口論してしまった。 落ち込んでしまいますね。 そんなときには、まず友人に聞いてもらいましょう。 「聞いて!」と電話して、胸のうちにあるものを全部吐き出してし…

「まじめ」たれ

自分について考えることに疲れ、「どこかに逃げ道があるのではないか」と弱腰になることもありました。 でもそれはダメで、やはり、悩み、苦しみながら考えつづけるしかないようです。 いま、こうした個人の心の問題を「脳」や「スピリチュアル」というもの…

魂を磨く

若い人から「もっと魂を磨きたいと願っているのですが、具体的にはどうすればいいのですか」という質問を受けることがあります。 それに対する私の答えは、簡単です。 「自分は、ナニナニのプロだ」と言える職業をもつことです。 一生かけて打ちこむことので…

もうひとがんばり

自分の好きなスポーツ選手を思い浮かべてください。 そして、その選手が、ギブアップしたいギリギリのところで、もうひとふんばり頑張っている姿を、想像してみてください。 あなたが好きなその選手は、きっと、「もうやめたい、もう嫌だ、もうギブアップし…

幸せな人生

人間は、自分が送り出す思いと同種の思いを自分に引き寄せ、その結果、自分とよく似た人たちと接触するようになります。 「類は友を呼ぶ」という古いことわざは、一般に考えられているよりもはるかに多くのことを語っています。 思いの世界のなかでも、物質…

原因と結果

あなたの環境は、あなたの心を映す万華鏡です 心の中でくり返しめぐらされる思いは、たとえ良いものでも、悪いものでも、人格と環境内でそれ自身の結果を発生させることに、けっして失敗することがないのです。 私たちは、自分の環境を直接はコントロールで…

心眼力

肉眼に映るのは、問題となっている出来事や悩み事です。 それが不運な出来事にも見えるでしょう。 しかし、それはその出来事の本当の意味ではありません。 その出来事はあなたという人間を磨くために起きている“天からのギフト”です。 これこそが、その出来…

我逢人(がほうじん)

人と逢うことから全てが始まる 「我、人と逢うなり」 人と人との出逢いの尊さを三文字で表した言葉です。 心と心との出逢い、物と物との出逢い、人と物との出逢い、出逢いこそ命です。 道元禅師は、中国で念願の師と出逢った時を、「まのあたり先師をみる。…

一回性

最近、企業経営において「戦略」という言葉が盛んに用いられるようになった。 このため、企業戦略や経営戦略に関しては、実に多くの「教科書」や「経営書」が出版されている。 しかし、これらの書籍は、「戦略」の本質そのものを語っているわけではない。 な…

かけがえのない人間

自分はかけがえのない人間なんだ、ということを認めた時に、まず、できなくなることがたくさんあります。 例えば、私はかけがえのない尊重されるべき人間なのだと思った人は、車の窓からポイ捨てはできないでしょう。 かけがえのない人間が飲み終わったジュ…

自分以外の人の視点に立つ

人の視点で、考えてみましょう。 あなたの上司になった気持ちで、あなたの働きぶりを考えてみてください。 「もっとできるはず」「どうして本気でやらないんだ」と思えるかもしれません。 部下や同僚になったつもりで考えると、自分のことを「冷たい感じがす…

光を放つ

組織は人の集まりであり、それぞれの人には違った“光があります。 その光がお互いに作用しあって、より強い光を放ち、前向きに進むちからを得るのです。 また、自分の光と他人の光の相乗効果というものがあります。 それは、光は他人に与えれば与えるほど、…

情熱

情熱とは、「自分の人生に恋すること」です。 私たちは、環境や人物が自分にとって何かよいことをしてくれはしないか、と期待しながら、人生の大部分を過ごしてきた。 『幸せとは何か』を知ろうとして。 人はみな幸せを探し求めるが、一生のうちに、この偉大…

上機嫌の種をまこう

明るい言葉を、感謝の言葉を一言かけよう。 上機嫌の波動は自分も含めたみんなの気分を軽やかにしながら、自分の周りに広がっていく。 -----アラン(フランスの哲学者)----- 新年明けましておめでとうございます アランの名言のように振舞うことで、見える…